テーマⅢ 食

利用食材決定の経緯

地産地消、地元食材の有効活用により「食」による地域活性化をテーマに利用食材を選定しました。

１．ガンガゼ（ウニ）

サンゴや海藻への食害で「磯焼け」の原因となっているウニの一種「ガンガゼ」の
　　　　食用化に向けた取り組みが沼津で行われています。海の酸性化を防ぐ海洋環境保全の「食べるSDGｓ」として、
そのままだと食材として適さない「ガンガゼ」を畜養し独自の餌を与える等、沼津の新名物としての可能性を模索中です。

　　　　　

２．深海海老

　　　　　

各方面で話題となっている人気の深海魚。世界ユネスコ認定「伊豆半島ジオパーク」形成の一部である
　　　　日本一深い湾「駿河湾」より水揚げされる戸田名産の「本エビ（正式名称　ヒゲナガエビ）」等を含む「深海海老」を取り上げます。

参考：戸田漁協直売所　http://hedagyokyo.net/>

　　　　

３．養殖真鯛

　　　　　

富士山や伊豆半島の豊かな湧水が流れ込む「駿河湾」の豊富な漁場により古くから発展してきました沼津の養殖産業。
　　　　独自の飼料や徹底した鮮度管理等にこだわり生育している「養殖真鯛」は、新たな養殖の可能性を感じさせます。
養殖の本当の美味しさをご堪能下さい。

食材選定「試食会」開催

　　　　　

沼津市東椎路にある「駿河美食　せと」様で行われた選定食材を使用した試食会の様子です。
　　　　ガンガゼの茶碗蒸し、ガンガゼ出汁の鯛しゃぶ、深海海老の刺身等、今回は和食料理との組み合わせ試食会となりました。
　　　　和洋中ジャンル及び調理方法問わず幅広い食材の利用を検討中です。

　　　　　　

「らーめん銕」にて選定食材を使用した限定ラーメンイベントが開催されました。

　　　　　

沼津市仲見世商店街「らーめん銕」様で定期に行われる限定ラーメンイベント。
　　　　今回は選定食材を使用した「西浦養殖真鯛使用　真鯛の塩清湯」「戸田深海本えび使用　海老の醤油白湯」
「沼津近海ガンガゼ使用　岩雲丹の味噌つけ麺」、３種の限定ラーメン販売が行われました。
　　　　地域店舗での地産地消にこだわったイベント開催でした。